屋根塗装の種類
先ずは「屋根材」から...
主に屋根壁材で使用されている素材には・スレート系・セメント系・粘土系(瓦)・金属系・アスファルトシングル等があります。そしてその種類によりその中で再分割化されています。
スレート系
カラーベスト・コロニアルと呼ばれているセメントを高温高圧下で養生・成型した板状の合成スレートに、着色したものを「化粧スレート」といいます。
そして天然スレート。天然スレートとは、粘板岩の事を指し具体的には玄昌石(げんしょうせき)を言います。玄昌石を屋根に使っている場合、天然スレート葺きと言います。
セメント系
セメントと砂から作った瓦。セメント瓦はそれ本体には防水性能が殆ど無く防水性能を出す為には、塗装が必要になります。アクリル系樹脂塗料・水系樹脂塗料・フッ素系樹脂塗料で塗装します。 セメント系材料は寸法精度にも優れ施工性の点では優れている屋根材と言えます。
粘土系(瓦)
粘土を使った焼きものの屋根材で、表面に釉薬が塗られている物を指す。
(A)釉薬瓦と塗られていない
(B)無釉瓦(素地瓦、いぶし瓦、素焼き瓦)
粘土瓦は粘土をベースに焼いた瓦で、他の屋根材に比べて重量が重くなり、耐震性能を考慮する必要があります。尚、表面は強く色味に関しては殆どメンテナンスが必要有りません。又、年月とともに味わい深さが出てくるのも特徴です。
金属系
金属葺きには
(A)鋼板
(B)銅板
(C)カラー鉄板...etc
の種類があります。金属板は、加工しやすく施工性が良い事から、複雑な屋根形状もでき葺き方のバリエーションが多いのが特徴です。又、長方形の平板を横長に葺く「一文字葺き」と棟から軒先にかけて棒を並べたように葺く「瓦棒葺き」が代表的です。
アスファルトシングル
アスファルトシングルは、カナダで考案された屋根材です。無機系の基材にアスファルトを塗った板状の屋根材で「シングル」とも呼ばれます。アスファルトシングルは、軽量で加工しやすく、曲面など複雑な屋根形状に適応できる等の特徴を持っています。

スレート系
コロニアルやフルベスト等の窯業系屋根材では、塗装施工後に屋根材が上下に重なっている部分(水切部)が塗料で接着しやすいので必ず※②「縁切り」(瓦の上下に皮スキ等を差し込んで軽く浮かす)を行います。
※上記画像/下段・左1番目の画像
(この作業は、瓦の上下に隙間が無い事により、内部素材の腐食や雨漏りを防ぐ為に行う)
又、塗装前に※①「タスペーサー」を差し込んで塗装する技法も御座います。
どちらの作業も大切な「作業工程」の一部になります。
アスファルトシングル系
アスファルトシングル材は、溶剤系塗料を塗装するとタールがブリードする事が有ります。又、吸い込み等により塗装面積は半減します。適材塗料は「水系シリコン樹脂塗料」「アクリル樹脂エマルジョン塗料」「水系ナノシリコン」等になります。
粘土系(瓦)
粘土瓦や乾式コンクリート瓦は、通常の窯業系塗料では付着力が弱い為、塗装後に剥がれ等が起こり易くなりますので十分注意して下さい。これらの屋根材に塗装する場合は、専用塗料を使用する事をお勧めします。最近では、密着力の良いシリコン系の専用塗料で塗り替えられる場合も有ります。
金属系
金属系屋根材の場合は、サビ止めをしてから専用塗料を塗ります。トタンの場合、トタン専用塗料を使用します。トタン専用塗料は、耐候性やトタンに対する密着性が通常の塗料よりも優れていますので「長持ち+安心」です。ガルバリウム合板等は、専用の下塗り(プライマー)を塗る事で塗装が可能となります。金属系への塗装は水性タイプよりは溶剤系タイプの方が耐候性やツヤが出やすくなります。
まとめ
屋根材を塗装する時は、必ずどんな屋根素材でも下地処理が必要となります。そして必要に応じて下塗り材(シーラー・プライマー)を使用します。簡単そうに見える「屋根塗装」ですが「塗装の剥がれ」や「リフティング現象」「耐年数等」を考えるとやはり、プロの専門業者にご依頼される事をお勧めします。当社は、適材・適所の塗料を使い又、事前にお客様に「事前説明」をさせて頂きますのでお客様も安心してお任せできると確信しております。
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